日本オラクルがTwitterでの情報発信を開始したとの報道がありました。同報道ではIBMが6日に開始したとの記事もあったのだが、Dellを始めとしてアメリカの外資系企業はこぞって日本でのtwitterによる情報配信を始めているようです。
日本オラクルは2009年7月14日、「Twitter」での情報発信を開始した。主な情報発信コンテンツは、最新製品・サービス情報、導入事例、イベントキャンペーン関連情報、社員犬 Wendy 関連情報、その他。
日本オラクル、Twitter で情報発信を開始
日本におけるtwitterの先進的利用事例って何?と聞かれるといつも英辞郎のtwitterアカウントですと最近は答えるようにしているのですが、Oracleも交流をし始めているみたいです。どうしても大きい企業になればなるほどtwitterの使い方として「情報発信ツール」というRSSのようなものを想像しがちなようなのですが、実際はそうではなく「双方向コミュニケーションツール」と考えるべきだと思います。
特にIT系のサービスを実施している会社は双方向コミュニケーションをすることでマーケティング活動をより活発に実施することができるようになる、ということでtwitterなどの採用をするべきだと思います。
7月13日にマイスペース株式会社と株式会社ポニーキャニオンが業務提携及び「myspaceCD」の開始を発表しました。Myspaceといえばアメリカで一番会員を集めているSNSなのですが、アーティストのファンサイトを作ることで「音楽のSNS」というイメージもあります。
両社はマイスペースを活用しているユーザー、主にアマチュア、インディーズミュージシャンのオリジナル音源をオンライン上で「CD」として販売することにより、ユーザーの活動を支援するとともに、新しい消費者層を開拓し音楽業界の消費拡大に寄与いたします。
(中略)
両社ではこれを機に、CDの共同制作、コンサートの実施など「音楽」と「ソーシャルメディア」を主軸とした広範な事業提携を予定しております。
3年前の企画書であれば新しいサイトを自分で作る、という形になっていたものがMyspaceとの提携をポニーキャニオンに決めさせたもっとも強い原因はそれが集客の要になり、かつ企画としても洗練されたものになるとの意識からなんだろう。
この手のウェブ企画は、新しいサイトを作るとティッピングポイント(盛り上がりの臨界点)を超すまでに大いなる課題が存在します。これは、広告費をかけることが出来る大企業しかりで、普段ユーザが接触する場所にいないものは「検索エンジン」か「コアなファン」くらいしか集客手段がないために、「コアなファン」作成に失敗してしまうと企画として失敗に終わってしまいます。
そこでソーシャルネットワークのような「友達つながり」が出来ているようなコミュニティをプラットフォームとして活用してしまうことで、自分の普段いる場所にアーティストとの接点を置けるという訳です。コアなファンはもちろんのこと、ちょっとしたライトユーザもオシャレだからということでmyspaceのガジェットをおいてしまうことだってあり得るわけです。
8月から始まるmixiのアプリですが、どんなプレイヤーが何を出してくるか楽しみですね。
電通がヤッパと組んでiPhone上での電子雑誌販売のサービスを始めた、というプレスリリースが先週出ました。具体的には著名出版社の雑誌コンテンツやマンガコンテンツなどを販売するサービスだそうです。
iPhone上でのアプリケーションによって有料コンテンツプラットフォームを作ろうという試みでは、ソフトバンクとMOVIDAの合弁会社であるAPPLIYAが「APPLIYA STUDIO」というサービスを始めたことや、InfoteriaがやっているHandbookを始めとして海外も入れたら徐々に色々な会社が参加しようという流れがあります。
個人的には電子書籍の流れが爆発するためにはもう1個見やすいKindle的な製品が流行しないと難しいのではないかとは思うのですが、ケータイでコンテンツ市場は他の会社に取られているという前例があるので、コンテンツプラットフォームにはとりあえず手をつけておこうという電通の意図が読み取れる気がします。
先週金曜日のプレスリリースで、ミクシィがモバイル向けリターゲティング広告を発表しました。
「mixi byクライアント プラス Mobile」は、広告主サイト(PC)と『mixi』に訪問した履歴のあるユーザーが「mixiモバイル」アクセスした際に、「mixi byクライアント」と同様に、広告主サイト(PC)で収集したユーザーの行動履歴に基づき、広告を配信するサービスです。
ミクシィ、行動履歴から最適な広告を配信するモバイル向けリターゲティング広告を発売
「リターゲティング広告」とは、一度広告主のサイトに来たユーザを再度広告から誘導することによって明らかに興味の有る人をサイトに再度誘導し、見込み客を逃さないというものでサイバーエージェントもAmeba向けに発表したものが先月に出ていました。
マイクロアドも「リターゲティング広告のツール」という触れ込みが加わっており、会社も分社化したようで、この件にかけるサイバーエージェントの気合いも見えていたりもします。
より費用対効果の高い、より効率的なものが特に求められているこの景況感の中ではこういった直接的に効果のあるツールはクライアントに響くとは思いますし、広告会社としてもクリックレートが高い広告は嬉しいのでしょうが、一度見たユーザをどこまで取り込めるのかは疑問なところが残る製品だと個人的には思います。
株式会社グルーヴィーメディアのスタッフからお送りするマーケティングの話題主体のブログです。特にインターネット・モバイル関係のマーケティング事例に関してまとめていきます。ご意見ご感想などは blog at groovymedia.jp まで。